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買い手企業のM&A活動を活性化!プロアクティブ・サーチのご紹介

2023.05.17コラム

買い手企業のM&A活動を活性化! プロアクティブ・サーチのご紹介

今回は、プルータス・マネジメントアドバイザリーの買い手向けサービス「プロアクティブ・サーチ」をご紹介いたします。

ここ数年、日本でもM&Aが一般的になり、様々な会社において成長戦略の主要な手段としてM&Aの活用が検討されています。一方で、買い手企業の皆さんも感じていることと推察しますが、M&Aの専門業者や金融機関から持ち込まれる案件の検討に忙殺される割には、買収しても良いような好条件の会社が中々見つからないのが現状だと思われます。

そこでプルータス・マネジメントアドバイザリーは、「プロアクティブ・サーチ」事業を立ち上げ、事前に買い手企業が買収候補と考える企業を買い手企業とのディスカッション等を踏まえてリストアップし、プルータス・マネジメントアドバイザリーがそれらの企業にM&Aの可能性を打診するサービスを展開しています。買い手企業はこのサービスを活用することで、案件サーチの効率化を図りつつ、確度の高いM&Aを実施することが可能となります。

「プロアクティブ・サーチ」事業を立ち上げて以降、「プロアクティブ・サーチ」事業を通じたM&Aの成約件数が年々増加しており、これまでに数多くの買い手企業のM&Aによる成長戦略に寄与しています。 また、買い手企業とのディスカッションを通じたプルータス・マネジメントアドバイザリーのサービスでは、買い手企業が気づいていない対象会社を提案するなど、新たなM&A戦略の構築にも携わっております。

■プロアクティブ・サーチの事例紹介

【依頼者(上場企業)のM&A目的】
依頼者が営む事業は市場規模が縮小傾向のため、M&Aによる新たな成長事業の立ち上げを企図していた。ただ、継続的に持ち込まれる案件は、既存事業若しくは既存事業周辺の事業であったため、新たな成長事業を立ち上げるに足る案件は少なく、検討に費やす時間に対して、成長事業の立ち上げの進捗が遅れていた。そのため受け身でのM&Aでは限界だと感じていた。

【プロアクティブ・サーチのプロセス】
①依頼者が進出する事業領域をある程度絞り込んでいたため、スムーズに候補企業をリストアップ。
②候補企業へのアプローチの効率性や当該M&Aの成功確率等を依頼者と議論して、候補企業を30社に絞り込み、買い手企業の保有する強みや想定されるシナジー効果を記載した戦略的な提案書を作成。
(後日、売主からこの提案書が好評だったとのフィードバックを受けた)
③2社とNDA締結。

【プロアクティブ・サーチの結果】
リスト内の1社を買収することに成功。
プロアクティブ・サーチの着手から約1年で株式譲渡契約を締結し、クロージング完了。
買い手企業は新規の事業を事業ポートフォリオに入れることに成功。

上記はあくまでも一例です。一方でうまくM&Aまで進まなかった会社からも、このプロアクティブ・サーチを使ったことでその領域はM&Aで成長させるべきではない、と判断できたという声も頂くこともありました。これはこれで経営の選択肢の優先順位をつけるための情報となるため意味があります。

このようにプロアクティブ・サーチをうまく活用することで、効率的かつ効果的にM&A活動を実施できるのではないか、と考えます。皆様、是非、ご検討ください!

この記事の執筆者

この記事の執筆者
公認会計士 門澤 慎

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